デジイチ(Nikon D5500)を買って3年目。
RAWで撮り始めたのは1年くらい前から。
Lightroomを導入して本格的にレタッチを始めたのは今年に入ってから。
レタッチ迷子を続けています。
そんなわたしのところに、2人の神がやってきてくれたお話です。
レタッチとは
写真を編集することをレタッチと言います。
明るさや色味を変えたりして、写真を「自分の意図した方向」へ寄せていきます。
ポートレイトでは、モデルさんのシミやシワ、はねた髪を整えたり、時には輪郭を変えたりすることもあるようです。
Photoshopなどのソフトを使って、曇り空を青空にしたり、あるものを消したり、ないものを足したり。花びらや雪を舞わせたり。
ソフトでいろいろなことができる分、着地点が見つからなくなるレタッチ迷子になることが多々あります。
救世主の出現
「この写真をこうしたい!」ってなった時に、カメラを変えればいいのか、撮影を変えればいいのか(光の向きや露出やそんなもの)、レタッチを変えればいいのかって、誰かに教えて欲しい。
— 遠野未央 (@mio_tukushi) July 27, 2018
Twitterで呟いたら、「写真見せて!レタッチして見るよ!」と、あめちゃんさんとしむさんが言ってくださいました。
お二人ともとてもすてきなカメラブロガーさんです。
ので、ぜひぜひお願いしますという流れに。
レタッチの結果
元々の写真
基本的にレタッチ前提なので適正露出で撮るようにしています。
(あと、カメラ内設定とか色々しているのでまた記事にします)
レタッチ迷子中の写真(わたし)
背景が重たい。背景明るくしようとすると人とひまわりが飛ぶ。
どうすればいいんだろう。
あめちゃんさん(@amedia_online)によるレタッチ
1枚目は暖色系、2枚目はくっきりと記憶色で仕上げました。
白飛びしないようにすることで色味がのってきます。
顔の色が変にならないように色味を足しています。
ひまわりの葉っぱが黄色いと元気がなく見えるのでしっかりした緑にしています。
わたしのと比べるとかなり鮮やかにしっとりと色がのっています。
色が鮮やかなんだけど彩度上げたギラギラ感がないのはどんなマジックでしょう?
しむさん(@46sym)によるレタッチ
上の余白はいらないので16:9にトリミング。背景はやわらかく、人物はくっきりとさせてみました。人物が中心になるように調整しています。
イエローとグリーンの彩度を上げて、輝度を落としています。
光を強くすると色が飛んでしまうので、強めに残しています。
2枚目はハイキー好きな未央さん向けに。
トリミングのおかげでひまわりが強調されています。
色もイエローとグリーンが鮮やかで生き生きした印象になりました。どうしてこんなに生き生きとするのかわからない。これはいったいどんなマジック…?
(あ、ハイキー好きです…)
レタッチのゴールは自分で決める
人それぞれすぎて、ゴールが見えなくなりそうな気がします。
とにかく自分が好きな色にするにはどうやればいいのか、勉強続けたいと思います。
今回、おふたりのレタッチとやりかた、考え方を聞いてすごく参考になりました。
そして今回のわたしのゴールはこんな感じになりました。
かなりハイキーな感じに仕上げました。
ここまでするには細かく調整する必要があるので、本当は手を入れずに済むように撮影したいです。
おまけ:よい写真はよい撮影から
レタッチはなんでもできるけど、やっぱり撮影のときから綺麗な写真を撮るのが大事!!
特にピント・構図・ボケ具合は後から変えるのは難しいので大切に。
露出も白飛び黒つぶれがあるとどうにもなりません。
(デジタルは特に白飛びに注意です。黒つぶれは後から明るさを変えると案外写っています)
わたし自身も実感するし、人からも言われるのは「綺麗な写真を撮っておけばレタッチが楽になる」ということ。
特にたくさん撮った後は全部の写真を一枚ずつレタッチなんてできません。
撮影時点で80点くらいで、お気に入りだけは100点に仕上げていく…なんて流れに出来たら最高です。
(でも子どもの写真ってカメラ設定がいいときは変な顔してて、最高の表情のときはカメラ設定がイマイチみたいなことが多い気がします)
スマホでも出来るレタッチ
わたしも入れてますが、snapseedというアプリは基本的なレタッチがスマホで簡単に出来ると思います。
LightroomもPCと同期させなければ、モバイル版が無料で利用できます。
写真と向き合ってきちんと編集してあげることで、大切な一枚をもっと好きになれたらいいですね!
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